ysg

観劇日記と役者ごと・お手伝いごとまとめ

2022/6/3〜5 りべりおんず・しょーたいむ「地球の欠片」@西荻窪がざびぃ 終演しました◎

黒田七瀬です。

6月3日〜5日まで公演されました、りべりおんず・しょーたいむ#3『地球の欠片』無事に終演いたしました〜!ご来場頂きました皆様、ありがとうございました。ようやくブログを書く余裕が生まれたので、ぽちぽちしてみようと思います。


f:id:mikoxn:20220625230722j:image

f:id:mikoxn:20220625230719j:image

昨年出演した朗読劇はときはイベントスペースでの公演だったので、劇場の板の上で出演するのはかれこれ3年半ぶり。今回の会場であるがざびぃは過去に当日制作のお手伝いや観劇で何度か足を運んでいた場所なので、自分が役者として立つというのが不思議な心地でした。ありがたいねえ。よかったねえ私。

さて
今回遠い未来の宇宙が舞台のお話でした。星を眺めたり神話に思いを馳せるのはもともと好きなので、作品の世界観について想像するのはとても楽しかったです。惑星と惑星を行き来する生活で、宇宙船の免許も取れちゃうんだから、宇宙旅行どころか宇宙散歩も当たり前。そんな未来のファンタジー

いま生きる現実とはまるで違う価値観がスタンダードな世界。お稽古で作品が色づいていくのを眺めながら、改めて自分のやりたいことだとか、自分の存在というか声の小ささみたいなものをたくさん考える時間になりました。

f:id:mikoxn:20220607040149j:image

エスについて。と言えどもぶっちゃけそんなに書くことなくて、いろんな意味で大変だったな〜っていう感じ。テンションやノリで言っている訳ではないのですが、自分自身の日々思っていることと似ている部分が多かった気がしていて、気を抜いたらミエスの言葉じゃなくて黒田七瀬の言葉になっちゃうのではと懸念していました。それはなんかこう、違うじゃないですか。いつもする作業ではあるけれど、そこに自分自身が深く関与するわけで、毎日ヒェってなってました。こわいね。楽しかったです。

f:id:mikoxn:20220607010252j:image

エスという役のおかげなのか、今回頂いた感想で私の人柄について良い方面でお言葉をいくつか頂いてびっくりしました!もちろんそれはミエスのおかげなのですけども、あらゆる方にご褒美を頂いている気がして、大変にはっぴーな気持ち。ひとつひとつを糧にして生きています。ありがとうね。

そうそう あらゆる物事において自分の中のテーマソングみたいなのを決めるのが好きなのですが、今回頭の中で思い浮かべていたのは坂本真綾さんの『序曲』という曲でした。素敵な曲なのでご興味ある方はぜひ聴いてみてくださいね。もし他の曲を思い浮かべている方がいたのならそれも知りたい。原作者のことり先生にとってのミエスの曲はパスピエの『ヨアケマエ』だと聞きました。パスピエすきです。良きです。

f:id:mikoxn:20220608034208j:image

というわけで

団体の主宰である涼音さん、音響・照明のお二方をはじめとしたスタッフの皆様、そして同じ場所で同じ時間を見届けてくれたお客様。本当にありがとうございました。無事に駆け抜けることができました。幕を下ろしてから早数日、ようやっと心の浮遊感みたいなものが落ち着いて、自分の気持ちを書いて置くことができました。またお会いできるように精進します。

 

では、また。